パグ
パグのルーツ
古代中国の磁器や絵画にも描かれている、中国の古い愛玩犬です。ペキニーズと密接な関係があるという説もありますが、詳細は不明です。ヨーロッパには、17世紀にオランダ・東インド会社が伝え、特に王侯貴族に愛好されました。オランダ、フランス、ドイツ、ロシアといったヨーロッパ諸国では、変わった風貌と独特の個性をもった犬は、すぐに人気犬種になるという話です。
パグの外見
ハンサムとはいいがたいですが、なんともいえない独特の魅力をもった犬種です。深いシワが刻まれた顔は、黒々しているほどよいとされています。横から見るとまっ平らにみえるほど短い鼻が特徴的です。やわらかく薄い垂れた耳は、反って中がみえるローズ耳か、前に垂れているボタン耳になっています。短い体には適度なたくましさがあり、つやつやとした短くやわらかい被毛が生えています。毛色はフォーン、アプリコット、銀色、黒があります。尾はつく位置が高く、二重に巻いたものが好まれています。四肢もしっかりとしているのが特徴です。
パグの性格
落ち着いた性格で、比較的飼いやすい種類といえます。陽気でエネルギッシュでもあり、大胆で無邪気な面も持っています。素直でしつけやすく、家庭犬にはぴったりです。ただ暑さ寒さに弱い面があります。またプライドが高く頑固でワガママな一面があるので、飼い主にとってはたまらなく可愛いペットといえますが、過度の甘やかしは禁物です。わがままになったり、太りすぎたりしないように、しつけは忍耐強くしっかり実行しましょう。また、いびきをかく犬なので、寝室は別にしたほうが無難です。
パグを飼う時の注意
短く滑らかな被毛なので、手入れは簡単です。体臭も少なく、日常は運動後などに、適温の蒸しタオルなどで体を拭いて、皮膚を清潔に保ちます。鼻の上など、餌の食べかすがたまりやすいシワの間は丹念に拭く必要があります。ただし、あまりしつこく手入れをすると、それを嫌がるようになるので、手早く行う必要があります。ブラッシングには、皮膚を傷めない用具が必要で、毛ヅヤが出る獣毛ブラシがおすすめです。シャンプーは必要なときだけでよく、1ヵ月に1度程度が目安となります。耳の掃除は、イヤーローションに浸した綿棒などでやさしく行いましょう。
パグの体重
6.5~8kg
